
2025年01月20日(月)
【大寒の時期に気をつけたい健康管理のポイント】
一年で最も寒い時期とされる「大寒」。冷え込みが厳しく、体調を崩しやすいこの時期に注意すべきポイントや予防策をご紹介します。
- 気をつけるポイント
大寒の時期は、寒さに加えて乾燥がピークを迎えます。この時期に考えられるリスクとして
免疫力の低下
寒さで体温が低下すると、血流が悪くなり免疫力が下がりやすくなります。風邪やインフルエンザの流行もこの時期にピークを迎えます。
血圧の急上昇
寒冷刺激により血管が収縮し、血圧が急激に上昇することがあります。高血圧の方や心疾患のリスクがある方は特に注意が必要です。
乾燥による肌荒れや呼吸器の不調
空気が乾燥するため、肌の乾燥や喉の痛み、咳が増える傾向にあります。
- 注意すべきこと
温度管理
室温を適切に保つことが重要です。おすすめは18~20℃程度。寝るときも部屋が冷えすぎないように工夫しましょう。
加湿対策
湿度を50~60%に保つことで乾燥を防ぎ、インフルエンザなどの感染リスクを下げることができます。
適度な運動
家の中に閉じこもりがちですが、軽いストレッチやラジオ体操などで体を動かすことで血流を促進し、冷えを防ぎます。
衣服の選び方
薄手で重ね着をすることで、体温調節がしやすくなります。外出時には防風素材のアウターや帽子、マフラーで体をしっかり保温しましょう。
- 予防するべき内容
冷え予防
・足元を温める:冷えやすい足元を重点的に暖めることで全身の冷えを防ぎます。
・温かい飲み物を積極的に摂取:しょうが湯やお茶などが特に効果的です。
感染症対策
・手洗い・うがいの徹底
・外出時にはマスクを着用
・帰宅後のアルコール消毒
バランスの取れた食事
ビタミンやミネラルを豊富に含む野菜を摂取し、免疫力を高めましょう。特に、白菜や大根、ネギなどの冬野菜は身体を温める効果があります。
十分な睡眠
睡眠不足は免疫力を低下させる原因になります。質の良い睡眠をとるため、寝る前のリラックス時間を確保しましょう。
その中でも今回は食事で体を温めるポイントをご紹介させていただきます。
寒い時期に体を温めるための予防法
食事で体を温める 食事は体の内側から温めるための基本的な手段です。以下の食品を積極的に摂りましょう。
体を温める食材
・しょうが、ネギ、にんにく
・根菜類(大根、にんじん、ごぼう)
・かぼちゃ、さつまいもなどの冬野菜
・温かいスープや味噌汁
おすすめの飲み物
・しょうが湯やハーブティー
・甘酒(砂糖無添加のもの)
・ほうじ茶やルイボスティー
避けたいのは、冷たい飲み物や体を冷やす食材(生野菜、南国の果物)です。
大寒の厳しい寒さは、体調を崩しやすい時期になります。
しっかりと対策をして、この時期を健やかに乗り切りましょう。
大西はりきゅう接骨院では、体調管理や冷え対策についてのご相談も受け付けています。ぜひお気軽にご来院ください!