
2025年06月25日(水)
【季節の変わり目に多い関節痛にご注意を】
〜夏を元気に乗り切るために、今こそ「お灸」の力を〜
夏はスポーツの季節。
特に学生の皆さんにとっては、部活動の集大成とも言える“最後の夏”。甲子園や高校サッカーなど、大きな舞台に向けて一生懸命練習に励む姿が目立つシーズンです。
しかし、この時期に多く見られるのが「関節痛」です。
特に、過去にケガをした経験のある箇所や使いすぎた関節は、季節の変わり目や気圧の変化により痛みが出やすくなります。
なぜ関節痛が起こるのでしょうか?
その一つの理由が、「気圧の低下」にあります。
気圧が下がると、体の外側からの圧力が弱まり、体内の圧力とのバランスが崩れます。これにより、関節周辺にある神経や血管が刺激を受けやすくなり、古傷や炎症のあった部分に痛みが出やすくなるのです。
また、日本の夏は湿気が非常に多くなります。
この湿気は、体に“余分な水分”を溜め込みやすくし、関節や筋肉の動きを鈍らせ、不調の原因になります。
こうした症状に対して、当院が自信を持っておすすめするのが【お灸】です。
お灸と聞くと、「熱そう」「昔ながらの方法」というイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、現代のお灸はとても進化しています。
なかでも特におすすめなのが「温灸」です。
温灸は、直接皮膚を焼かず、じんわりとした温かさがツボや経絡に浸透していく方法で、とても心地よく受けていただけます。
体を芯から温めることで、以下のような効果が期待できます:
炎症を鎮める
血流を促進し、老廃物を流す
体内の余分な水分(湿)を排出しやすくする
自律神経のバランスを整える
また、多くの方が気づかないのが、「体の冷え」。
真夏でもクーラーや冷たい飲み物の影響で、体の内部は冷えてしまいがちです。冷えは、関節痛や疲労感、だるさなどさまざまな不調の原因になります。
人間の体は約60%が水分で構成されています。その水が滞ってしまうと、巡りが悪くなり、不調が現れるのです。
お灸は、そんな“滞り”を解消し、体の流れを整えてくれるとても有効な手段です。
当院では、温灸のほかにも、台座灸、直接灸など症状や体質に合わせて最適な方法をご提案しています。初めての方にも安心して受けていただけるよう、丁寧に説明を行っています。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期。
特に関節に痛みや違和感がある場合は、早めの対処が重要です。
ぜひ一度、お灸で体を整え、この夏を元気に乗り切りましょう!
お気軽にご相談ください。