
2025年06月04日(水)
【梅雨は“古傷”がうずく季節?東洋医学から見る体調管理のヒント】
6月に入り、梅雨の湿気が本格的になってきましたね。なんとなく体が重だるい、関節がうずく、食欲が落ちる…そんな不調を感じていませんか?
実はこの季節、東洋医学では「水滞(すいたい)」や「湿邪(しつじゃ)」といわれる“湿気の悪影響”が強くなる時期とされています。つまり、体に余分な“水”がたまりやすく、さまざまな不調を引き起こしやすくなるということです。
【梅雨時期に起こりやすい不調とは?】
この季節、よくあるのが以下のような症状です:
古傷や関節の痛み(膝、腰、過去のケガなど)
むくみやすい、体が重く感じる
胃腸の不調(食欲不振、下痢や便秘、胃もたれなど)
頭がボーっとする、やる気が出ない
これらは、「水分代謝の乱れ=水滞」によるものが大きいと考えられています。体に余分な水分が溜まることで、汗をかきづらくなり、体内の巡りが悪くなるため、冷えやむくみ、だるさにつながるのです。
【梅雨時の体調管理は“食事”がカギ!】
この時期に最も気をつけたいのが、「食べるもの」です。気温が上がってくると、つい冷たい飲み物やアイス、生もの(お刺身など)を多くとってしまいがちですが、これが消化器に大きな負担をかけてしまいます。
また、甘いものの摂りすぎも湿をためやすく、だるさや胃腸の不調を引き起こしやすくなります。
【身体にやさしい“梅雨ごはん”のポイント】
冷たいものは控えめに。常温〜温かい飲み物を
お刺身よりも、焼き魚・煮物などの加熱した料理を
野菜は蒸す・煮るなど消化にやさしい調理法で
生姜やネギなど、体を温める食材を積極的に
消化器系に優しい食事を心がけることで、水分代謝も整い、体の重だるさや不調がグッと軽くなります。
【心と体を軽くする、梅雨の過ごし方】
東洋医学では、「胃腸は“湿”に弱い」とされています。この時期に無理をしてしまうと、夏本番にバテやすくなる体になってしまうことも。
まずは「食」を整えることから、梅雨を快適に乗り切ってみませんか?
もし、古傷の痛みや体調不良が続くようであれば、お気軽に大西はりきゅう接骨院へご相談ください。梅雨の不調は、ちょっとした調整で大きく変わることがあります。
体と心を軽くするサポート、私たちにおまかせください。